2005年04月15日

ミストサウナと渇きと、ロンドン

皮膚の表面の、ペタッとしたところが乾いて、ミストサウナに行ってみた。 霧のような雨がずっと降り注いでる感じ。
行ってすぐに失敗したと思った。 霧のように雨は降るけれども、乾きは癒えないって感じだ。

身体の芯が乾いている。それが何処なのかわからないけれど。もう何日も前に飲んだ日本酒が、どうしても身体から消えてくれなくて。
ずっと、雨に打たれている。そんな感じ。
水に濡れていると、インスピレーションが湧くというのも本当の話だ。
私を通り過ぎて、ガラス越しに光っている。
安っぽい作りの、アルミニウムのドア。
その外側に、海が見えた。

ロンドン。何年か前にそこに住んでいた。私が愛してやまない街だ。
ロンドンの雨も霧のようだと言われる。たしかに、ロンドンで傘は役に立たない。
傘なんかさしたって、雨には濡れる。いつでも、どこでも。
何日か前に、ロンドンのお父さんからメールが着た。
血なんか繋がってないよ。イギリス人だし。 ホームステイもしてないよ。
それでもお父さんなの。ななじゅう、多分半ばくらいかな。
メールの終わりの方に、 “(私の名前)は、今年にはロンドンに戻ってくる? もうそろそろ、来るよね?” みたいなことが書かれて、メールは結ばれていた。
それに、私は答えられずに、メールは送信されないままだ。
帰りたいけど・・・でも。
何だか、帰りたいのに帰れない、田舎みたいだね。
うん。

ロンドンで雨に打たれる代わりに、私はミストサウナで打たれている。
それでも乾きは癒されなくて、もてあましている。

帰り際に入った、こげ茶色の薬湯で、ちょっと渇きが抜けました。


posted by rukiya at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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