2005年12月27日

クリスマスの救急病棟【その1】

・・・に、深夜救急車で運び込まれた。
パーティへと向かう、まさにその直前の出来事で、
扉の向こうはパーティナイト。その扉に、強打した私の
額に手をあてると、血がべっとり・・・そう、階段から落ちたのだ。

でも、落ちたという感じはなかったのよね。
氷の上を滑ってるようで。横にするすると滑っていって、
まるでダンスしているようだったの。
傍にいた友達もそう言ってた。まるで踊ってるようで、
落ちていく感じがしなかったって。

頭の片隅で、「ああ、やっぱりね」とチラと思っていた。
実は数日前から、「階段落ち」のイメージを何度も見ていたのだ。

「風と共に去りぬ」という不朽の名作をご存知だろうか。
私はあのストーリーが大好きなのよね。
小学生の時に初めて読んだのだけど、それから何度となく読み返して、
映画ももちろん何度か見てるし。
けれどおそらくここ7,8年くらいは、読んでも見てもいないのだけれど

なぜだか数日前から、あのラスト近くのシーン、主人公のスカーレットが
階段から落ちる場面が、何度も私の中に浮かんできたの。

そうして、あの階段落ちが、「彼女を目覚めさせた」 
ということを、ずっと考えていたの。

クリスマスイブに、深夜救急車の中で、私はそのことをもう一度
思い出していた。顔から血は流れ続けているし、右足のかかとには
激痛が走っていたけれど、頭の芯はひどく冷静で、ほんのちょっとだけ
私に起こった事件に ワクワク した。

これも「有り難い 出来事」 だ。
だってクリスマスだよ。まさに楽しいパーティを目前にして、私は
血だらけで今救急車で運ばれている。

「これは有り難いこと、有り難いこと」 と、何度も繰り返してみた。

都内某所の救急病院にたどり着くとすぐに処置室へ。
みなさんひどく手馴れたもので、事務的なかんじでしたね。
こう言ってはなんだけど、最初は、クリスマスに羽目をはずしたバカな女が
また運ばれてきた的な対応があって、少し傷ついたんだけれど、
でもそう思われても仕方ないかもね。だってクリスマスイブだし。
一滴のお酒も飲んでいない女が繁華街から、ここに運ばれてくるというのは、
非常にめずらしいケースで、信じられなかったのでしょう。

足の骨にも、脳にも異常がないということがわかって安心する。

けれども右の踵の激痛は治まらない。何かがちょっと触れただけでも
飛び上がるほど痛い。 それでも診察もしてくれなかったのは驚いた。
シップも、「帰ってからしてください」 と言われたので、
思わず 「今してくれないのですか?」 と聞くと、
「看護師に聞いてみます」 と、言われた。 ???

もちろん看護婦さんは、すぐにシップしてくれましたけどね。
ちょっとびっくりした。
でもこんな夜だものね。働いてる方だって、大変だ。
看護婦さんたちは特にキビキビとしていて、すごくプロフェッショナルだった。

とりあえず処置がすべて終わって、私は待合室のソファへと移った。
「入院じゃないので、ベットにはいられない」のだ。

すでに深夜の3時。電話をして横浜の外れから迎えにきてもらって、
またそこに戻ってと頼むのは気が引けた。
こんな状態の時に、誰かに気を使うのは耐えられない。
いっしょにいた友達にも、そう言って、無理やり一人で救急車に乗ったくらいだ。

クリスマスの夜を病院の待合室で一人で過ごす。
まあ悲惨なことなのでしょうが、今思い出すと、それもそんなに悪くなくて、
朝になって、誰かが 「メリークリスマス!」 と言っている声が聞こえた
から、私も 「Merry Christmas☆」と呟いてみた。

ちょっとだけ、うれしい気持ちがした。

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この記事へのコメント
流血騒ぎだなんて、壮絶ですよね、かなり!
しかも【その1】ってことは続きが・・・?
踵の激痛が気になりますが・・・
続報待ちます。。
Posted by tsuyu at 2005年12月27日 15:41
あらま。大丈夫ですか?大事に至らず良かったですね。
でも当日より2,3日後に痛みが襲ってきますので
しばらくは無理せず安静にして様子を見て下さいね。
それにしてもなんてポジなんでしょ(笑)
事故後は結構凹むものなのに…さすがでです!
Posted by 越前屋ひょう太 at 2005年12月27日 19:58
tsuyuさん、
ご心配いただいてありがとうございました!
でも、私は非常にポジティブなので大丈夫ですよ。
その1,2 というのは、さすがに長時間パソコンに向かってられないので、分けて書いてるだけなのです。。

越前屋ひょう太さま、
ご無沙汰しています! お元気ですか? ご連絡いただけてうれしいです〜
はい、痛みはすごいんですけどねー、精神的には落ち込んでないんですねー。
起こるべくして起きたことに思えてなりません。

お二人とも、みなさんは事故などには遭わないように、お気をつけくださいね。
そして、よいお年をお迎えくださいませ☆
Posted by rukiya at 2005年12月27日 20:48
rukiyaさん、大変でしたね。ただ、大事に至らなかったのは幸いでしたね。
ちなみに私もクリスマスの日は病院で過ごしました(こちらは入院中の父親の世話でしたが)。
Posted by 恭子 at 2005年12月28日 00:02
恭子さん、
メッセージをありがとうございます!
恭子さんも、どうぞよいお年をお迎えくださいね。
来年も、どうぞヨロシクお願いします〜
Posted by rukiya at 2005年12月28日 10:14
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